ぶらっと車椅子 安心しておでかけするための15のヒント

要チェック!車椅子で街を移動するコツ

街路を車椅子で移動するのは大変です。
私の経験したピンチをもとに、安全に移動するコツを紹介します。

介助者と息を合わせる

誰かに車椅子を押してもらうときは2人のコンビネーションが大事です。ある程度ルールを作っておいたほうがいいですね。

<ルールの例>
  1. 車椅子を押すときは「押すよ」と言ってから
  2. 車椅子から手を離すときは「離すよ」と言ってから
  3. 急にグワンと方向を変えない
  4. 急な下り坂はバックでおりる
  5. 狭いところはゆっくりと
  6. 前を歩く人と接近しすぎない
  7. 歩くスピードはこれくらいで
  8. 自動ドアは開ききってから行きましょう
介助のイメージ

<私の体験談>
ここに書いたルールは私の経験したことからきています。

  1. 自分で車椅子をこいでいるときに何も言わずに車椅子を押されると指がタイヤに引っかかってしまい、あぶないです
  2. 車椅子を押してもらっているときに、まだ押してくれていると思っていて、振り返ったらいつのまにかいなくなっていて、壁にぶつかりそうになりました。子供が補助輪を外して自転車に乗る練習をしているときと状況は似ていますが、車椅子の場合はこっそり手を離しちゃあ危ないです。
  3. 急に方向転換されると、遠心力で身体が横に倒れそうになります
  4. 急な下り坂を前向きで降りていて、段差なんかで車椅子が急に止まってしまうと前に飛んでいきそうになります
  5. 車椅子の介助がすごく上手でも、狭いところはゆっくり行ってほしいものです
  6. 前を歩く見ず知らずの人にぶつかりそうで怖いです
  7. ゆっくりすぎるのも逆にまずいです
  8. よく自動ドアにつまさきがぶつかります

良い道をかぎわける ~「最短」ではなく「最適」ルートを!

車椅子で街を移動する際は、最短ルートより回り道でも「通りやすい」ルートを選んだほうが良い場合が多いです。

通りやすい条件とは

  • 「道がガタガタしていない」
  • 「傾斜が少ない」
  • 「道が広い」
  • 「障害物がない」
  • 「人波で混雑していない」
などがあります。

障害物のイメージ

<私の体験談>
観光地はおしゃれな石畳になっていることがありますが、これは車椅子には不向きな舗装です。すごくガタガタして観光どころではありません。ひどいときはキャスター(前輪)がはまって止まってしまうときがあります。しょうがないのでバックで進むのですが、バックで観光って。歴史ロマンあふれるおしゃれな地面にするときはぜひ、石畳風のフラットな舗装にして欲しいです。

きつい傾斜は無理をしない

街で一番気をつけたいのがひっくり返ることです。転倒防止バー(ウイリーバー)がついていると安心ですが、付いていない場合は用心しなければなりません。電動車椅子でもひっくり返ることがあるようです。

きつい傾斜のイメージ

<私の体験談>
ついこないだもひっくり返ってしまいました。なので、最近はすごくびびってしまっていて、ちょっとした傾斜でも慎重に行っています。自分が行ける道なのか、行けない道なのか判断する眼力が必要ですね。

段差に対しては常に直角に

車椅子を押してもらうときで、段差を降りるときの話です。斜めに行くと片方のタイヤから行くことになるので車椅子が横に倒れてしまう可能性があります。

これは上から見た図です。

良い例段差に対して直角にいく安全なイメージ
悪い例段差に対して斜めにいく危ないイメージ

<私の体験談>
親戚のおばさんと病院に行ったときの話です。歩道から車道に出る際にけっこうな段差があり、それをバックで降りようとしていました。おばさんは段差に対して斜めに進んで行き、私は「直前で止まって向きを直角に変えるんだろうな」と思っていました。がしかし、おばさんそのまま行きました。横にぐわっと倒れそうになり、警備員さんがぎりぎりで助けてくれました。

後ろにひっくり返るのも前にダイブするのも怖いですが、横に倒れるのもすごく怖いです。もう倒れるのは全部ですね。それ以来、段差を降りるときはしつこいくらいに「まっすぐね、ななめだめね」とお願いしています。

グレーチングにご注意を

グレーチングとは道路にある鉄でできた網状のふたです。車椅子のキャスター(前輪)はあれにびたっとハマる大きさのものが多いので注意が必要です。1人でお散歩のときにグレーチングにはまると脱出できない可能性があります。溝にはまらない角度で進みましょう。

今回は段差と違って、ななめが正解です。

これも上から見た図です。

悪い例グレーチングにはまるイメージ
良い例グレーチングにはまらないイメージ

<私の体験談>
最近はあまりありませんが、昔はよくグレーチングにはまりました。びびってちゅうちょするとガコッとはまります。最近は網目の細かいはまらないタイプのものも増えてきているようです。

電動車椅子での移動

ここまでは、ほぼ電動車椅子以外の話です。電動車椅子は自走式・介助式とは違った注意が必要です。

詳しくはコチラ

電動車椅子のイメージ

<私の体験談>
電動車椅子はバッテリーがいつも心配になります。道路横断中に急に止まったらとか考えてしまいます。でも便利ですよね。街路を車椅子で移動するにはベストな方法だと思います。

まとめ
街はキケンでいっぱい
こわい思いをしながら危険なポイントを知っていきます