ぶらっと車椅子 安心しておでかけするための15のヒント

常に近くの車椅子トイレを把握せよ

車椅子でのおでかけで一番心配なのがトイレです。
トイレの不安を解消する方法を紹介します。

行きたいなと思ってから探しても間に合いません

車椅子ユーザーは、トイレが「あるかどうか」だけでなく「使えるか使えないか」ということも大事です。トイレに行きたいなと思ってからでは、制限時間内に自分の使えるトイレを探すという難しい課題に挑むことになります。できればあらかじめ使えるトイレを調べておくべきです。

車椅子トイレをチェックのイメージ

<私の体験談>
特にお酒を飲むときは事前のトイレチェックが必須です。ビールを飲みまくってから、ここのトイレ使えない・・・。となったらピンチです。お手洗いの中に入ることすらできないときもあります。

スパイは常に自分の位置と脱出経路を把握している

映画「ボーン・アイデンティティ」で、記憶を失った元スパイのジェイソン・ボーンが言っていました。
「過去のことは思い出せないが、常に自分の位置から一番近い出入り口と周りにいる全ての人間の様子を把握しているんだ」
的なことを。

車椅子ユーザーも同じです。
常に、今トイレに行きたくなったらどのルートでどのトイレに向かうかを考えておかなければなりません。

スパイのイメージ

<私の体験談>
私は障害の関係で長時間おしっこをがまんすることができません。なので、おでかけするときは摂取した水分量と時間をなるべく覚えておき、「いつころにこれくらい出るな」と考えながら移動します。そして利用可能なトイレの位置とそこまでのルートを常にイメージしています。きびしい、プロフェッショナルですね。ただ、お酒を飲むとどうでもよくなってしまい、素人以下の甘さになります。

トイレを探す

車椅子でも使えるトイレを探せる便利なサイトがあります。

「チェックアトイレット」はユーザーが多目的トイレの情報のみをひたすら集めていくプロジェクトで、車椅子トイレを探すにはもってこいです。

チェックアトイレット  (2011年11月30日現在の登録トイレ数34600件)

「みんなのバリアフリーマップ」もユーザーがバリアフリーだと思った場所をどんどん登録していくサイトです。まだできて間もないので登録件数が少ないのですが、車椅子トイレがあるバリアフリースポットをパソコン・携帯電話・スマートフォンから検索できるので、情報が増えれば便利なものになりそうです。

みんなのバリアフリーマップ  (2011年11月30日現在の登録スポット数197件)

今後は、こういった「みんなで情報を集めていく」タイプのサイトが発展していきそうです。

みんなでトイレを探すのイメージ

<私の体験談>
車椅子トイレがあるところがどんどん増えてきていますね。うれしいです。でも、法律で「車椅子トイレがある施設は役所に届け出る」ようにしてくれれば助かるなあと思います。せっかくバリアフリー化してもその情報が必要な人に届いていないんじゃ意味がないです。

まとめ
トイレが一番大事だといっても過言ではない by昔の車椅子の人