ぶらっと車椅子 安心しておでかけするための15のヒント

車椅子で買い物をするときの注意点は?

車椅子での買い物は簡単ではありません。
いくつかの注意点と私の体験談を紹介します。

ガラス細工だらけのお店はキケン

車椅子で回転するにはけっこうなスペースが必要です。無理して回転をして、高価な「グラス」とか「壺」とか「土器」とかをひっかけて落とさないようにしましょう。

ガラス食器のイメージ

<私の体験談>
おしゃれな雑貨屋さんで食器を見ているときに、回転しようと思ったら後ろの棚にあったお皿を引っ掛けて落としてしまったことがあります。「ファッ」と叫んだのですが、その皿はプラスチックだったのでカラーンとなっただけでした。何とか焼きの皿じゃなくて良かったです。

高いものには届きません

棚の上のほうにあるものは、どうがんばっても届きません。誰かと一緒に行くか、店員さんにお願いしましょう。他のお客さんが取ってくれることもあります。すてきですね。

本棚のイメージ

<私の体験談>
今日はこれとこれとこれを買いに行こうと思っていたら、買いたいものが全部手の届かないところにある、ということはよくあります。魔法が使えればなーとよく思います。

通路が広いほうがいい

お店選びの段階で、棚同士の間隔が広くて車椅子2台がすれ違えるくらいの通路のお店を選んだほうがいいです。
とは言っても、欲しいものがあの店にしかない!というときはしょうがないですよね。そういうことって、よくあるんですよね。

<私の体験談>
コンビニなんかは棚と棚の間が車椅子1台分くらいなので、私が棚の間にいると他のお客さんはそのゾーンに入ってきづらいようです。私はその空気をさっと読んでしまうので「早くここからでなきゃ」と思い、落ち着いて買い物ができません。なので、なるべく大きなスーパーに買い物に行きます。

車椅子トイレを把握せよ

お店によっては「トイレの位置がわかりにくい」とか「トイレのドアが重い」、「使おうと思ったらこれ使えないタイプだー!」となる場合があるので、お店に入った時点でトイレをチェックしておいたほうがいいです。

車椅子トイレのイメージ

<私の体験談>
デパートなんかは広いので、トイレを探すのは一苦労です。やっと見つけたと思ったら普通のトイレで、車椅子用は1階と3階のみでございます、ということはよくありました。で3階に行こうと思ったらエレベーターがすごく混んでいて全然乗れないぜ。みんな歩けるんだからエスカレーター使っておくれよ。と思っちゃったりするのです。車椅子紳士としてはだめですね。そこまで予測しておかなければだめなのです。

エレベーターのタイプをチェック

エレベーターもやばいときがあります

  1. ひとりでエレベーターに乗る
  2. ドア閉まる
  3. ボタンに手が届かない

これが、「閉じ込められたぁー」事件です。
これでほかのひとが全然使わないエレベーターだとかなりアウトなパターンです。軽い遭難です。

エレベーターに乗る前のチェックポイントは

  • 旧型か新型か
  • ボタンに手が届くか
  • ドアが閉まる早さ
  • 中で回転できるか
これをチェックし、一人で行けるか、誰かが来たときに便乗するか、お店の人に手伝ってもらうかを決めます。

新しいタイプのエレベーターは車椅子でも使いやすくなっていることが多いです。
一人で行く場合は前向きで乗るか後ろ向きで乗るかを「ボタンの位置」「ドアの閉まる速度」「回転できるか」を考慮して決める必要があります。

車椅子対応エレベーターのイメージ

<私の体験談>
まだおでかけ初心者だったころ、一人で微妙にバリアフリーなお店に買い物に行きました。2階に行くのにエレベーターを使おうと思い、普通に乗り込みました。でもそれは普通に乗り込んではいけないエレベーターだったのです。中で回転できず、車椅子の人用の操作盤はなく、ボタンの位置はめっちゃ高い。そして車椅子以外の人はほとんど利用しない。状況を把握して、「やばっ」と思いました。
携帯電話を持っているからいいけど、持ってなかったら超ピンチじゃんと冷静に気づきました。そのときはたまたま店員さんが商品運搬用にエレベーターを使ってくれたから良かったのですが、それからはエレベーターにひとりで乗るときは事前にチェックするようになりました。

行きつけのお店をつくる

車椅子ユーザーの数少ないメリットとして「覚えてもらいやすい」というのがあります。一、二度行って手伝ってもらったりすると覚えてもらえて、次からは「何かお手伝いすることはありますか?」と声をかけてもらえることもあります。

店員さんと仲良しのイメージ

<私の体験談>
店員さんと仲良くなるとすごく心強いです。自分はこういう障害で、こういうときにこういうことが困るんです。というと「あー、それは大変ですよね」と言ってもらえます。そこで「今度来たとき、また手伝ってもらっていいですか?」「もちろんっすよ、他の人にも伝えておきますね」となれば最高です。安心・安全です。

インターネットで買う

「車椅子でおでかけしよう」っていうサイトなのに何を言っとるんだ!と思うかもしれませんが、買えるものはネットで買ってしまうのが一番です。買えないものは、ぶらっと買い物へ

宅急便のイメージ

<私の体験談>
だいたい買い物はインターネットでしています。あんまりひとりで買い物には行きません。服を買いに行くくらいです。

まとめ
車椅子での買い物って難易度高いわあ